ドルコスト平均法で長期投資
個人投資家の資産形成の王道
ドルコスト平均法とは、たとえば毎月1万円ずつなど、定期的に一定の金額を投資していく
方法積立預金と同じと考えられます。
ドルコスト平均法のメリットは、ETFや株式など有価証券を投資対象にした場合、長期間
購入することにより買い付け価格が平準化されることです。ETFを買い付ける額はいつも
一定だからETFの価格が低いときにはより多くの株数を購入できるのに対して、価格が高い
ときにはより少ない株数を購入することになります。
その結果、ETFの価格が一定の投資期間において継続的に上昇している場合、ETF1株の
買い付けコストは、常にその証券の平均市場価格よりも低くなります。
フィデリティ、バンガードなど米国の資産運用会社は、ドルコスト平均法を個人の資産形成
の王道として勧めています。というのも、ドルコスト平均法はごく単純な投資方法なのです
が、継続的に資産を増やしたい投資家にとって極めて有効なのです。
①定時定額で投資することをルール化するため、必然的に資産形成できます。
②自動的に定時定額で買い付けると、相場が下落している局面で投資する「押し目買い」を
実行することになります。逆に相場が上昇している局面では、結果的に買い付け株数が
少なくなるので、慎重に投資することになります。
ドルコスト平均法は「逆張り投資」を無意識に実行しているわけです。
③購入価格を記憶するのは難しいので、自動的に買えば心理的にも負担になりません。
結果的に長期投資を実践できます。
ETFをドルコスト平均法で買い付ける場合、証券会社の「るいとう」というサービスを利用する
のがいいでしょう。ただし、証券会社によってはETFが「るいとう」の対象になっていない
ケースがあるので注意が必要。また、仮りに「るいとう」の対象になっていても、一般的な
売買に比べて売買手数料が高めに設定されているケースがあります。
始める前に証券会社に必ず確認しましょう。
また、海外ETFは国内ETFにくらべて売買手数料が割高に設定されているほか、まとまった
株数で買い付けた方が手数料が割安になる証券会社があります。
海外ETFをうまく買うには、外国株で運用するインデックスファンド(売買手数料ゼロ)をドル
コスト平均法で積み立てで購入しておいて、まとまった金額に積み上がった段階で海外ETF
に乗り換えるのがお勧めです。
最近はインターネット証券を中心に販売手数料をゼロにしているものが増えています。
ドルコスト平均法はETFだけでなく、ほかの金融商品にも適用することで、長期にわたり
資産形成にじっくり取り組むことができます。