ETFのメリット
長期保有するほどコストは低くなる
ETFでも、投資信託でも、購入時にかかる手数料は約定金額の1~3%と大きく変わりは
ありません。ですが、運用時にかかる信託報酬については大きく差が出ます。
一般の投資信託が総資産総額に対して0,5~0,8%と割安になっています。
低コスト実現の背景にあるのは、シンプルな商品設計。ETFは銀行・証券会社などの窓口を
経由する必要がありません。指定参加者とETFを組成する運用会社のやりとりも、現物株
バスケット方式なので、個別銘柄を売買するコストも割安になります。
信託報酬の差は、運用期間が長くなるほど効いてきます。
リアルタイムで取引可能な点も、ETFが投資信託と比較して優れているポイントです。
一般の投資信託の場合、注文を発注してから約定するまでには少なくとも1日はかかり
ます。
外国株投信、とりわけ新興国投信の場合は3~4日かかってしまう場合もあります。
投資信託は日々変動する資産を口数で割った「基準価額」を1日1度計算し、それをベースに
売買されます。発注してから約定するまで時間がかかると、市場が急に動いた場合、予想
外の価額で約定してしまうリスクが生じます。
ETFは上場している市場の取引時間内であれば、売買状況を見ながら注文を発注できます。
流動性の高さと市場へのアクセスのしやすさはETFの大きなメリットといえます。
もちろん、流動性が低すぎるETFは上場廃止になってしまう場合があるので注意が必要です。
たとえ上場廃止になっても、時価や口数に応じて投資家が資金が返還されるので、投資
元本がゼロになることはほとんどありません。